news-2011
(2011.12.20更新)
21世紀社会デザイン研究学会で発表
代表がソーシャルビジネスなどを研究する「21世紀社会デザイン研究学会」で発表しました。
<日時>12月4日(日)11:25~11:50
<タイトル>「東日本大震災における企業とNPOとの協働の現状と課題
-被災地における協働を推進する立場からの考察-」
※21世紀社会デザイン研究学会 http://www.socialdesign-academy.org
(2011.11.30更新)
ランチェスター戦略学会で発表
代表の野村がランチェスター戦略を研究する「ランチェスター戦略学会」の第4回研究大会で発表しました。
<日時>11月23日(祝)09:00~18:00
<大会テーマ>「企業の社会貢献と競争戦略」
<発表タイトル>「コーズ・リレイテッド・マーケティングの枠組みと現状」
<学会HP>http://www.lanchester.or.jp/06/index_060101.shtml
(2011.11.1更新)
ありがとうプロジェクト実行委員会が立ち上がりました。
この度、新しいソーシャルキャンペーン「ありがとうプロジェクト」が立ち上がりました。
ありがとうプロジェクトを主催する「ありがとうプロジェクト実行委員会」は、 「ありがとう」の気持ちを表現することを広く呼びかけるソーシャルキャンペーンを展開するため発足。
人やコミュニティーのつながりをつくり、豊かな社会をつくることを目的に企業やNPO法人など17の団体(10月31日現在)が賛同しています 。
今回、本格的に活動を開始するべく、11月を「ありがとう強化月間」、さらに11月19日~25日の1週間を「ありがとうWEEK」とし、様々な「ありがとう」アクションを展開します。
上述の「ありがとう」を世の中へ拡げていくために、具体的には下記活動を実施していきます。
1.企画趣旨への賛同を企業やNPO法人へ働きかけ(2011年10月31日現在 全17団体)
2.社会、生活者への伝達(統一ロゴの作成、WEB公式サイトの立ち上げなど)
3.賛同された団体のありがとう活動のサポート(WEB公式サイトにて告知/随時更新)
4.様々な人の「ありがとう」メッセージを集めて公開(WEB公式サイト)
【プロジェクト名】 ありがとうプロジェクト
【活動開始】 2011年11月1日(火)以降
【趣旨】「ありがとう」は、相手も自分も、全ての人がうれしい気持ちになる言葉です。そして、自分は一人ではなく、いつも誰かと繋がっていることを感じられる言葉です。東日本大震災を機に「ありがとう」という言葉の価値は見直されています。「ありがとう」の気持ちを表現することを広く呼びかけ、人やコミュニティーのつながりをつくり、豊かな社会をつくりたいと考え、「ありがとうプロジェクト実行委員会」は立ち上がりました。大切な人に「ありがとう」を伝えたい。そんな気持ちの輪を拡げていきたいと考えています。
【主催】 ありがとうプロジェクト実行委員会(「ソーシャルコネクト(※特定非営利活動法人準備中)」内に設置)
【URL】 http://www.arigatoproject.org/
【twitter】 http://twitter.com/arigato_pj
【賛同団体(企業/ブランド/NPO/他協力団体(2011年10月31日現在)】
・サントリービア&スピリッツ株式会社
・味の素株式会社
・味の素ゼネラルフーヅ株式会社
・株式会社クレハ
・株式会社ニチレイフーズ
・特定非営利活動法人かものはしプロジェクト
・特定非営利活動法人CANPANセンター
・特定非営利活動法人シャプラニール=市民による海外協力の会
・特定非営利活動法人森のライフスタイル研究所
・特定非営利活動法人NPOカタリバ
・特定非営利活動法人世界の医療団(メドゥサン・デュ・モンドジャポン)
・特定非営利活動法人世界の子どもにワクチンを日本委員会(JCV)
・特定非営利活動法人HANDS
・公益財団法人日本財団
・南三陸ホテル観洋
・法政大学
・dクラス
・自由大学
(2011.9.30更新)
震災復興セミナーに登壇
代表が震災復興支援セミナー「5か月を経て。いま、企業の顔が見える支援とは(主催:日本財団、後援:経済同友会)」に登壇しました。
タイトルは「企業の支援ニーズの動向と継続的な支援の方向性」として、東日本大震災への企業支援の特徴と今後の継続的な支援のヒントを解説。
これまでに現地で協力してきた企業の取組みと、
一緒になって進めてきたプロジェクトを紹介しました。
今後も東日本大震災については、
企業やNPO、メディアなどと連携して支援を行っていきます。
(2011.07.01更新)
Causebrand Lab.、ユナイテッドピープルと共同調査を実施
-2011年寄付付き商品(コーズブランド)に関する消費者アンケート調査結果を発表-
世界の問題解決のために事業を展開するユナイテッドピープル株式会社と、コーズマーケティング(Cause Related Marketing)やソーシャルビジネス(Social Business)に取り組む、社会的企業やソーシャルアントレプレナーを支援するプロデュース集団Causebrand
Labは、NGO/NPO募金のポータルサイト「イーココロ!」にて、「2011年寄付付き商品(コーズブランド)に関する消費者アンケート調査」を実施し、その結果を発表いたします。
■調査の概要今回の調査では、「寄付につながる商品(キャンペーン)」を寄付付き商品(コーズブランド)と定義し、その認知度やイメージなどについてアンケート調査を実施した。NGO/NPO募金のポータルサイト「イーココロ!」の会員2万人のうち、538人から回答を得られた。
■結果の概要
1.寄付付き商品(コーズブランド)の購入経験者は約8割商品購入経験の有無については、「ある」と回答したのが76.6%、「ない」が23.4%と、経験者が約8割にのぼることがわかった。
2.購入した理由は、寄付につながる方が良いから購入した理由は、「似た商品を購入するなら寄付につながる方が良いと思ったから」が72.3%と最も高く、2人に1人は寄付付き商品(コーズブランド)を選んで購入していることがわかった。
3.購入していない理由は、欲しい商品で社会貢献につながる商品が無いから購入していない理由については「欲しい商品で社会貢献につながる商品がないから」59.5%が最も高く、購入したい動機はあるが、該当する商品が無いことが一要因であることがわかりました。
4.最も重要なのは「透明な活動をすること」寄付付き商品(コーズブランド)で重要なことには、「透明な活動をすること」が77.7%と最も高く、次いで「継続的に行うこと」が75.8%、「結果を報告すること」が74.9%、「支援する社会問題の現状を伝えること」が71.2%と、この4点が重要であることがわかりました。
5.寄付先団体については、団体の「実績を重視」商品の寄付先団体については、「知名度」が13.6%、「実績」が49.2%と、その団体の知名度よりも、活動実績を重視していることがわかりました。
■実施概要
【調査対象】ユナイテッドピープル株式会社/「イーココロ!」会員
【調査方法】非公開型インターネットアンケート
【調査期間】2011年3月31日~4月13日
【有効回答者数】538名
【回答者の属性】性別:男性37.0%、女性63.0%年齢:10代以下2.4%、20代13.9%、30代35.7%、40代27.0%、50代13.6%、60代以上7.4%職業:会社員34.8%、公務員4.3%、企業・団体役員1.5%、自営業11.5%、学生5.2%、パート・アルバイト12.3%、 専業主婦(夫)13.4%、無職11.3%、その他5.8%
【設問一覧】設問1:寄付付き商品購入経験の有無設問2-1:購入した寄付付き商品の種類設問2-2:寄付付き商品を購入した理由設問3-1:寄付付き商品を購入していない理由設問3-2:今後、寄付付き商品を購入するか設問4:寄付付き商品に取り組む上で重要な点設問5:寄付先団体について設問6:購入したい寄付付き商品について(1)設問6:購入したい寄付付き商品について(2)設問7:購入したことのある寄付付き商品設問8:寄付付き商品の今後の購入について設問9:寄付付き商品(キャンペーン)について思うこと
■無料レポートダウンロードについて本調査結果レポートの一部を公開致します。ユナイテッドピープルのHPをご覧ください。
■詳細レポートの販売について本調査のレポートと自由回答一覧を17万円(税別)で販売致します。なお早期購入特典として、7月20日迄にご購入頂いた方には2割引の13万6千円(税別)で販売いたします。本レポートに関心のある方はまずお問合せください。
【本件に対するお問い合わせ】
■会社名 ユナイテッドピープル株式会社
■問合せ先 http://unitedpeople.jp/contact/
■団体名 Causebrand Lab.
(2011.06.30更新)
DMフォーラムで講演
代表の野村が学識経験者・実務者によってダイレクトマーケティングを研究している「日本ダイレクトマーケティング学会」のDMフォーラムにおいて講演を行いました。
<日時>06月20日(月)14:00~16:30
<タイトル>「マーケティングと社会貢献の融合―コーズ・リレイテッド・マーケティングとは」
<学会HP> http://www.dm-gakkai.jp/
(2011.05.01更新)
自由大学「ソーシャルアクション学」がはじまります
代表の野村が自由大学において、「ソーシャルアクション学」を担当します。
自由大学とは、2009年夏に開校したオトナから子どもまで誰もが自由に学べる学校。
廃校となった旧池尻中学校の校舎を再利用した「世田谷ものづくり学校(IID)」がキャンパスで、「情報と社会学部」、「言語と文化学部」、「自然と環境学部」、「食と農業学部」、「生活と仕事学部」、「未来と世界学部」、「宗教と哲学学部」の7つの学部によって構成されています。
「ソーシャルアクション学」はその中の「未来と世界学部」の一つとして展開されるもので、参加者それぞれの「ソーシャルアクション(社会貢献活動)」を創るものです。
追記:GOALは各自のソーシャルアクションを創ることですが、その中には効果的な寄付キャンペーンや社会起業、NPOファンドレイジングやチャリティイベントなどのほか、コーズマーケティング(寄付付き商品)の開発など、何でもありです。よって、この機会にコーズマーケティングのプランニングを相談したい方等の参加ももちろん歓迎します。
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[ 詳 細 ] http://freedom-univ.com/lecture/detail374.html (※申込先有)
[ 講 義 ] ソーシャルアクション学 [ 日 程 ] 土曜日15:00〜17:00
5/28, 6/4, 6/11, 6/18, 6/25(全5回) *最終回6/25のみ13:00〜15:00
[ 受講料 ] 28,000円 [ 会 場 ] IID 世田谷ものづくり学校内
[講義内容]「ソーシャルアクション」とは社会に良い活動のこと
困っている人を助けることや社会問題を解決することなど、誰もができる社会貢献活動を指す言葉です。
世界には環境破壊や貧困、震災や紛争など、様々な社会問題があります。
そしてそれによって苦しんでいる人がたくさんいます。
そのような中、自発的に立ち上がって社会問題の解決に務める人たちがいます。
長い間、社会問題の解決に取り組むのは、政府や行政の職員が中心のように思われてきました。
しかし昨今では、社会起業家と呼ばれる人たちであったり、NPOで働く人たちであったり、多様な人が立ちあがって社会問題の解決のために務めているのです。
しかし、ソーシャルアクションはこうした専門家だけが行えば良いというものではありません。
社会問題を知り、「何かをやりたい」と思った人から、ボランティアに参加したり、寄付つき商品を購入したり、職業や立場に関わらず様々な形でアクションを起こすことが必要なのです。
私たちの社会はつながっています
いま身につけている洋服や今日食べた食事。どれひとつとして、自分ひとりでつくりだすことはできません。
自分の持ち物や食べたものがどのような過程で手元に届いたのか。
たとえば、そうしたことを考えることもソーシャルアクションのきっかけになるのです。
そして、ソーシャルアクションの第一歩は誰から強制されるものでもなく、自発的に行われたものが徐々に繋がり、大きな活動へと拡がっていくものです。
例えばそれは、前述した専門家の活動も、初めは個人の小さな想いからはじまったように。
本授業ではこれまで様々なソーシャルアクションに携わってきた教授が、様々な分野でソーシャルアクションに取り組むゲストをお呼びし、リアルなお話しを聞きながら自発的に学んでいくものです。
そして、人や社会とのつながりを創ることを意識し、参加者自らの「自分らしいソーシャルアクション」を一緒に創り上げていきます。
このような人が対象です
・社会貢献に関心のある人
・社会貢献したいのだけれどどのようにすれば良いのか分からない人
・気軽に誰もが参加できる社会貢献活動を立ち上げたい人
・社会起業家になりたい人
・NPOを立ち上げたい、立ち上げているがさらなる成長のためのヒントを得たい人など
会社員、NPO職員、主婦、学生、その他どのような職業の人でも参加可能です。
むしろ様々な人たちが参加することによって、多様な考えを学ぶことをテーマとしています。
教授 野村より
ソーシャルアクションは難しいようでやさしく、やさしいようで難しいテーマです。 それは簡単な社会貢献活動のように思えてもよく考えられていなければならず、問題の本質や参加する人々の状況などにも大きく左右されるからです。 また、ソーシャルアクションには唯一つの正解というものがありません。それは問題そのものが多様であるように、ソーシャルアクションにおいても様々なものが必要であり、それが多様化した人々の想いを繋げていくことになるからです。 だから人に個性があるように、ソーシャルアクションにも個性が必要なのです。個性は誰もが持っています。そしてその個性が明日のソーシャルアクションを創っていくのです。いま、何かしたいと思ったら先ずは行動してみて、自分らしいソーシャルアクションを創ってください。
追記:
2011年3月11日、日本を未曾有の大震災が襲いました。
マグニチュード9.0というこれまでにない大規模の地震は、東北を中心にとても大きな被害を与えました。現在もまだ消息の分からない人は多く、救出された人も生活は苦しく、今後については先行きが見えない状況です。 このような中、行政や企業、NPOや様々な人たちによって、たくさんの支援活動が立ち上がりました。そして誰もが、「自分にできること」を考えています。しかし答えを導き出すことは簡単ではなく、多くの人が悩みながら歩んでいるのが実情です。 そこで本授業では、各自のテーマとは別にこの震災を全体テーマとし、私たちができることについて考えたいと思います。
[講義計画]
●第1回 ソーシャルアクションについて
・ソーシャルアクションの種類、長所や短所、メリットやデメリットについての解説
・参加者の自己紹介
・自分の問題意識を発表して、参加者全員で共有
●第2回 『社会起業家』というソーシャルアクション
[ゲスト] 白木夏子さん/HASUNA Co.,Ltd. 代表取締役1981年生まれ。英ロンドン大学卒業後、国連機関にてインターンを経験、投資ファンド事業会社を経て2009年4月HASUNA Co.,Ltd.設立。現在、同社代表取締役としてエシカル(人や自然環境に配慮をした)なジュエリーブランド事業を展開。2010年日経WOMAN「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2011
キャリアクリエイト部門」受賞。
いま、最も活躍を注目されている白木夏子さん。エシカルジュエリーのブランド「HASUNA」を立ち上げられた社会起業家です。イギリスの大学を卒業後、国連機関にてインターンを経験し、ビジネスを学ぶために投資ファンドの世界へ。その後、HASUNAを立ち上げられました。3月には初の直営店を南青山にオープンするなど、益々活躍が期待される白木さんにお話し頂きます。
●第3回 『プロボノ/NPO』というソーシャルアクション
[ゲスト]※現在調整中
企業に所属しながらNPOに参加する人が増えています。これは自らのスキルをNPOに提供するもので「プロボノ」と呼ばれ注目されている活動です。また、企業を辞めてNPOに転職する人が増えています。そこでプロボノをされている人と、実際に企業からNPOに転職された人をお呼びし、活動ややりがいなどについてお話し頂きます。※内容は一部変わる可能性があります。
●第4回 『企業内社会起業家』というソーシャルアクション
[ゲスト] 櫻木孝典様さん/森永製菓株式会社 1チョコ for 1スマイル リーダー大学卒業後、森永製菓株式会社入社。営業部、ココアのマーケティング担当などを経てチョコレートのマーケティング担当へ。現在菓子マーケティング部チョコレート担当兼1チョコfor1スマイル リーダー
企業の中でソーシャルアクションする人がいます。このような人を「企業内社会起業家」と呼びます。企業は様々な資源を持っていることからソーシャルアクションを起こせば大きな貢献ができます。しかし、企業の利益とソーシャルアクションを両立させることには高度なスキルが必要です。 そこで企業内において、2008年から途上国の子どもたちを支援する「1チョコ for
1スマイル」プロジェクトを立ち上げられた森永製菓の櫻木孝典さんにご登壇頂き、活動の背景や同社の取り組みなどについてお話し頂きます。
●第5回 各自のソーシャルアクションプランを発表
これまでの講義やゲスト講師のお話しなどを参考にしながら、自分ができること、自分がやりたいソーシャルアクションプランを発表。参加者全員で議論しながら、さらに良いプランへと創りあげます。
▼~2011.02 ファンドレイジング・日本2011で講演
代表の野村が「ファンドレイジング・日本2011」に登壇し、講演を行いました(セッション20を担当)。
内容は「コーズ・リレイテッド・マーケティング」の概念と最新トレンド、
そしてCRMの現状とアライアンス型CRM「1億人のバレンタインプロジェクト」について解説。
今後もセミナーなどを通し、企業・NPO、双方へメッセージを発信していきます。